麦船橋句会

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まりさん (8md9x4e2)2023/3/12 20:50 (No.52468)削除
585回麦っこお題

蝶(初蝶・その他傍題含む)



雑詠

よろしくお願いいたします。
返信
智美さん (8kfpafc0)2023/3/19 23:16削除
第585回 投句

利根川がのらりとくねり初蝶来
山桜中辺路から行く熊野道
涅槃図に猫門開いたままの寺
のんさん (8b8xe2bx)2023/3/19 19:05削除
第585回 選句

円となる園児真中に白き蝶
今朝の幸せ道の辺の犬ふぐり
大物の応援演説花三分
天馬さん (8bszqp0p)2023/3/19 18:16削除
585投句

初蝶や在来工法の木の香
残雪の山の見下ろす野辺送り
春暁を静かに逝きし本田君
ちこりんさん (8mmormpc)2023/3/19 10:56削除
585回 麦っこ投句

初蝶や独りっきりの母の墓

春うららぽつり海辺の朝食屋

残照の海を眼下に花胡桃
ふたばさん (8augfkle)2023/3/18 23:59削除
第585回投句

吸水の蝶百匹の胸騒ぎ
辺境の地なる我が郷花だより
水色の星は花ニラ児に指して
不来方さん (8b8tdv36)2023/3/18 09:59削除
第585回投句

初蝶来閉校式の出入口

枕辺の灯りを消すも春愁

ひとすじの影を残して初燕
まりさん (8md9x4e2)2023/3/17 11:36削除
585回 投句

初蝶や木の匂いして建つ柱
天辺に威嚇の鴉木の芽風
蹲に水浴びる鳥目借時
こがめさん (8atk17xs)2023/3/14 12:07削除
第585回麦っこ投句

初蝶やソーラーパネル眩しくて

道野辺の梨の剪定整い来

野遊びの小さなリックに防犯ベル
ジュピターさん (8fn4dnzx)2023/3/14 12:00削除
585回投句
梨棚の下白蝶の通り道
杣小屋は山の天辺遠霞
路地裏や木箱に植えるミニトマト
返信9
智美さん (8kfpafc0)2023/3/19 23:12 (No.53713)削除
第585回 投句

利根川がのらりとくねり初蝶来
山桜中辺路から行く熊野道
涅槃図に猫門開いたままの寺
返信
返信0
ちこりんさん (8mmormpc)2023/3/19 10:51 (No.53630)削除
585回 投句

初蝶や独りっきりの母の墓

花胡桃咲くや鄙なる片辺

春うららぽつり海辺の朝食屋
返信
返信0
こがめさん (8atk17xs)2023/3/5 16:17 (No.51167)削除
第584回麦っこ題

季語 「春の海」

文字 「家」

当季雑詠
返信
太郎さん (8aq3zcoi)2023/3/13 13:28削除
武儀っこ 584 投句

春の海日はくゎんをんの大音声
わが「家」の行く末見たり朧の夜
春の雪臨『始平公造像記』

 怠けがちで済みません。体調的に頑張りが利かず、寄る年波を思い知らされています。
ちこりんさん (8mmormpc)2023/3/13 10:03削除
584回 投句

廃船の舳先の光春の海

鶯や家名を磨く桶の水

三陸の陽気な野風独活の張り


遅くなりました。宜しくお願いします。
のんさん (8b8xe2bx)2023/3/13 07:43削除
第584回 投句

向き合えば涙の色の春の海

母の居ぬ実家は遠し春の暮

恋の猫物置小屋のトタン屋根
智美さん (8kfpafc0)2023/3/13 07:10削除
第584回 投句

春の海テトラポットの乱れ積み
家系図に加える一女古刹春
家主去りミモザ静かに黄を増して
天馬さん (8bszqp0p)2023/3/12 13:20削除
584投句

宗派越ゆ追悼読経春の海
鳥引くや旧街道に沿う家並
バケツごと子山羊測られ春の牧
ふたばさん (8augfkle)2023/3/12 00:00削除
584回投句

会津八一の歌碑を辿りて春の海
売り家の庭に古木の梅の花
メジロ色の鶯餅を買いにけり
不来方さん (8b8tdv36)2023/3/10 15:52削除
第584回投句

春の海しづかに眠る月日貝

卒業歌家を出る子も残る子も

啓蟄や焦土の中の黒土帯
こがめさん (8atk17xs)2023/3/10 15:41削除
第584回麦っこ投句

鴨川駅降りて数分春の海

蕗の薹空家の庭は荒れ放題

菜の花や虻の饗宴唸る音
まりさん (8md9x4e2)2023/3/9 09:44削除
584回投句

湾を呑みサーファーを呑み春の海
菜の花や岬の駅の瓦屋根
ありふれた言葉あたたか雛あられ
ジュピターさん (8fn4dnzx)2023/3/7 12:03削除
584回投句
南より小瓶のメール春の海
家苞の鳩サブレーや春社日
耕運機を連れて家路へ春夕焼
返信10
ちこりんさん (8mmormpc)2023/2/26 09:01 (No.50091)削除
583回 お題

季語 春の雨

文字 箱

雑詠
返信
天馬さん (8bszqp0p)2023/3/6 07:28削除
583投句

屋根雪の終の一塊春の雨
廃校の百葉箱や木の根明く
春光や羽虫たちたるひと所
まりさん (8md9x4e2)2023/3/5 19:32削除
583回投句

暗がりに目が慣れて梁春の雨
からくりのほどけぬ小箱春動く
塊をほぐしたばかり蝌蚪の国
智美さん (8kfpafc0)2023/3/5 17:18削除
第583回 投句

春の雨涙流さず泣くことも
小箱から小石春風通り過ぎ
赤子笑う吊るし雛の揺れる寺
ふたばさん (8augfkle)2023/3/4 18:53削除
第583回 投句

本箱に手垢の村史春の雨
巣箱掛けし兄おとうとも根の国へ
御朱印帳を待つ髭づらに春の風
のんさん (8b8xe2bx)2023/3/4 13:00削除
第583回 投句

透明な傘が道連れ春の雨

キャラメルの箱にたんぽぽ不発弾

好物を詰めるドカ弁卒業す
不来方さん (8b8tdv36)2023/3/3 22:31削除
第583回投句

春の雨Kindleで買う直木賞

雛納む段ボール箱新しく

水草生う水の近江のそこかしこ
こがめさん (8atk17xs)2023/3/3 16:46削除
第583回麦っこ投句

枝光る真珠みたいな春の雨

紅梅や百葉箱に陽の温み

詐欺防止の呼びかけソング春のバス
ちこりんさん (8mmormpc)2023/3/2 19:57削除
二句め差し替えお願いします。

夕映えや巣箱の鳥を待つ時間
ちこりんさん (8mmormpc)2023/3/2 11:20削除
583回 投句

脈々と巨木のうねり春の雨

夕映えや子等の巣箱の待ち時間

天鵞絨の蕾の疼き大辛夷
ジュピターさん (8fn4dnzx)2023/2/28 09:35削除
583回投句
割烹の軒灯古ぶ春の雨
パンドラの箱に触るるや春の雷
墨堤の古き団子屋雛飾

太郎さんどうぞご自愛ください。今年は花粉が多く私も難儀しています。
返信10
まりさん (8md9x4e2)2023/2/27 10:12 (No.50283)削除
582回投句一覧&選句

「薄氷」
蹲踞のちりっと揺れる薄氷
薄氷を割き朝刊のオートバイ
薄氷に閉じ込もる音夜の底
薄氷を朝日にかざすランドセル
枯色の山中古道薄氷
てのひらの薄氷始業チャイム鳴る
薄氷を割って進める乳母車
薄氷の解けて一朶の雲の影
ただ訳もなく薄氷を踏みにけり

「浮」
郷の味ひろっこ浮ける醤油汁
背の高き浮標の踊る春の海
バンクシーの赤い風船壁に浮く
来し方の大きな浮沈朧月
柳絮飛ぶ浮力を競いあうごとく
ポタージュの浮き実のみどり春動く
老教授の講義「浮舟」浅き春
浮氷ほんにこの世は生き難し
佐保姫の遊ぶ浮洲や沼光る

「楽器」
ハモニカに口笛合わす春帽子
墨堤にハモニカ少年風光る
神楽笛おらほの村に春が来た
春浅きひと日は琴に向かいおり
オカリナのアニーローリー浅き春
丹田をピアノの余韻卒業す
落椿五臓突き抜け平家琵琶
鳴らぬ笛律儀に構え古雛
伸びしろは爪の先ほどクロッカス
返信
まりさん (8md9x4e2)2023/3/5 19:15削除
582回選句

〇蹲踞のちりっと揺れる薄氷
薄氷がちりっと音を立てて割れる・揺れる…私も経験したことがある気がします。「ちりっと」が詩的でかつリアル。

〇薄氷を割き朝刊のオートバイ
夜の冷え込みで凍った水溜り。それをパリパリと割ってゆく朝刊のオートバイ。「割く」が最も適した言葉なのかはわかりません。

◎神楽笛おらほの村に春が来た
この手放しの明るさ・元気さは嬉しいです。季語がばっちり効いています。

〇落椿五臓突き抜け平家琵琶
寺の本堂で聞いた平家琵琶の平家物語。バチでかき鳴らした最初の音が五臓を突き抜けたのを思い出しました。まっ赤な椿がぼとりと落ちそうな音でした。
智美さん (8kfpafc0)2023/3/5 17:59削除
〇てのひらの薄氷始業チャイム鳴る
 寒い朝の始業前の賑やかな教室。掌に溶けていく氷を見つめる少年?少女?
 小学校時代の教室が思い浮かんできました。

〇バンクシーの赤い風船壁に浮く
 話題のバンクシーをすぐに取りいれて一句に仕上げるのが凄いなと思いました。

◎鳴らぬ笛律儀に構え古雛
 ほんとにそう!我が家の女雛は扇がないのにいつも両手を胸の前に
 合わせていました。
ふたばさん (8augfkle)2023/3/5 00:01削除
第582回選句

〇薄氷に閉じ込もる音夜の底
 時間の経過が見えるように描かれていて気になる一句でした。

〇ただ訳もなく薄氷を踏みにけり
 今はよけて通るだけですが、この気持ちにとても共感できます。脱力感に魅かれました。

◎ポタージュの浮き実のみどり春動く
 季語の使い方が巧みですね。

〇オカリナのアニーローリー浅き春
 素朴で温かみのあるオカリナの音色。スコットランドの歌とオカリナの取り合わせに意外性を感じました。
ジュピターさん (8fn4dnzx)2023/3/4 17:50削除
582回選句
◎薄氷の解けて一朶の雲の影
 薄氷がほどけて現れた水面に、ふっくらとした雲が一つ映し出されている。早春の爽やかさのみなぎる句です。
〇てのひらの薄氷始業チャイム鳴る
 この薄氷は登校の途中で見つけたものだろうか。始業ベルが鳴り、てのひらで無残に消えてゆく。
〇薄氷を割き朝刊のオートバイ
 近頃は薄氷を見る機会も殆んどないが、早朝の新聞配達夫はオートバイで薄氷を割きながらやって来るのだろう。
のんさん (8b8xe2bx)2023/3/4 11:57削除
第582回 選句
〇薄氷に閉じ込もる音夜の底
 氷は音を閉じ込めながら凍っていく。発想が詩的で。

〇薄氷を朝日にかざすランドセル
〇てのひらの薄氷始業チャイム鳴る
 どちらも低学年の児童、始業前の教室の楽しげな様子が伝わります。

〇バンクシーの赤い風船壁に浮く
 「バンクシー」目の離せない画家です。兼題「浮」からこの句が出来るとは、飛躍が素晴らしいです。

◎ポタージュの浮き実のみどり春動く
 日常の一ページを上手く切り取っています。本当に春は動き出す感じがあります。「春動く」いつか使ってみたい季語です。

〇神楽笛おらほの村に春が来た
 口語、それも方言、春到来の素朴な喜びを感じます。
ちこりんさん (8mmormpc)2023/3/4 11:50削除
582回 選句

まずは、楽器のお題を見逃して、関係無い句を投句してしまいました。凡ミス続きでお恥ずかしいです。


○蹲踞のちりっと揺れる薄氷

細やかな観察眼と感性が素敵です。中七「ちりっと揺れる」は中々出てきません。

○ただ訳もなく薄氷を踏みにけり

同じような経験はみな持っている事でしょう。年齢により思いは様々。踏み止まる齢となりました。


◎バンクシーの赤い風船壁に浮く

浮くで色々考えましたが、バンクシーまで発想を飛ばした所が凄い。掲句は、心の景としての赤い風船かと思います。静かなる反戦句。下五は、浮かぶ壁とするより、臨場感がありますね。


○鳴らぬ笛律儀に構え古雛

雛の姿と歴史に思いを馳せている作者の目線が詩的です。具体の描写に深みを感じる一句です。
こがめさん (8atk17xs)2023/3/1 18:52削除
第582回麦っこ選句

○薄氷を割き朝刊のオートバイ
朝早くて氷の割れる音が大きかったのかな。早起きですね。

○てのひらの薄氷始業チャイム鳴る
登校児が氷がきっときれいだったのだろう。氷をとって(拾って)、見ながらゆっくり歩いていると始業のチャイムがなってしまった。慌てている景が浮かんできます。

◎ポタージュの浮き実のみどり春動く
「 春動く」の季語の取り合わせがいいなと思います。「浮き実のみどり」から春らしく新鮮さを感じます。

○神楽笛おらほの村に春が来た
「おらほの村」の表現がほっこりします。方言?かな。「神楽笛」を聴いてみたいな。その土地の行事は大切にしたいものです。
不来方さん (8b8tdv36)2023/2/27 14:49削除
第582回麦っこ選句

◯ 薄氷を割き朝刊のオートバイ
 薄氷の時間軸や「割き」の描写が的確。

◯ 柳絮飛ぶ浮力を競いあうごとく
 小説で読む旧満州の柳絮を想像した。スケールが大きい。

◯佐保姫の遊ぶ浮洲や沼光る
佐保姫が山から下りて来て浮洲にも遊ぶ場面設定がユニーク。「沼光る」で早春の空気感がよく伝わってくる。

◎神楽笛おらほの村に春が来た
 待ち侘びた春の到来を喜ぶ「おらほ」の北国の方言が生きている。いよいよ春祭りの神楽笛の練習も始まる。

◯ 鳴らぬ笛律儀に構え古雛
 我が家の雛も律儀に(無い)笛を構えています。
返信8
まりさん (8md9x4e2)2023/2/20 15:01 (No.49415)削除
581回投句一覧&選句

「風光る」
風光る角のぶつかり合う牧野
法華経寺弁柄の塔風光る
世良公則チケット完売風光る
勝因は最後のシュート風光る
船名に漁師の気概風光る
風光る二重廻しのポニーテール
風光る河川敷の野球場
みどり児のロイド眼鏡や風光る
風光る丘に人魚のモニュメント
哄笑の女子高生や風光る

「輪」
早春や輪ゴム鉄砲競う声
春浅き安房の港江焚火の輪
この冬を越えし四輪駆動なり
輪になって後ろの正面春の風
春の風仲良し二人に天使の輪
先駆けて先ず一輪を梅古木
料峭や光を撥ねてゆく銀輪
飛びそこなう輪ゴム鉄砲チューリップ
風光る輪中の里の大畷
石打って生まるる水輪春愁

「雑詠」
輪読の藤村詩集春はじまる
早春の光弾ける水車
髭淡き六年生の卒業歌
小流を跳んで菜の花畑かな
春風や地を踏みしめる布の靴
渋滞の国6ひらひらと黄蝶
根雪解け長くなりたる立ち話
冴返る岸へと光る水脈のV
鳴き龍の射貫く眼光冴返る
泡沫に水底の声草萌ゆる
返信
天馬さん (8bszqp0p)2023/2/28 17:44削除
581選句

○船名に漁師の気概風光る
「かおり丸」と妹の名前をつけた若い漁師さんがいました。掲句の意とは異なりますが、船名で思い出しました。
○風光る丘に人魚のモニュメント
○料峭や光を撥ねてゆく銀輪
◎小流を跳んで菜の花畑かな
当地、まだ雪捨ての山は高く、菜の花畑をうらやましく想像して読みました。

帯状疱疹になり次いで謎の頭痛で休んでました。
選句遅れと今回の投句なし誠にすみません。
太郎さん (8aq3zcoi)2023/2/27 17:27削除
麦っこ 581 選句
「風光る」
〇風光る丘に人魚のモニュメント 
「輪」
〇輪になって後ろの正面春の風
◎風光る輪中の里の大畷
 「輪中」は、東京23区の三倍近い広さの堤防に囲まれた地域である。
 「畷」は、広辞苑によれば②田の間の道。あぜ道。③まっすぐな長い道…であるが、掲句の「大畷」は、③の意味か、あるいは「堤防」のことを言っているのではないかと思う。
 吹く風もきらめき、風にゆらぐ風景もまばゆく明るい。そんな輪中地帯を俯瞰的に見渡して、春になったのだと全身で感じているのである。

「雑」
〇髭淡き六年生の卒業歌
〇根雪解け長くなりたる立ち話

 遅くなった上に、手抜きの選評で済みません。
 発熱がつづくので、明日、発熱外来を受診しようと思います。
智美さん (8kfpafc0)2023/2/26 23:02削除
581回 選句

〇風光る角のぶつかり合う牧野
 いち早く春を感じ、生命力溢れる動物たちの躍動が目に浮かぶ。

〇輪になって後ろの正面春の風
 「輪になって」の軽やかさと「春の風」が何といっても素敵。

◎石打って生まるる水輪春愁
 「石打って」から連想する下五に「春愁」が来るのが凄いです。

〇鳴き龍の射貫く眼光冴返る
 鳴き龍の眼光と「冴返る」の季語がマッチしていると思います。
ふたばさん (8augfkle)2023/2/26 13:38削除
581回麦っこ選句

〇船名に漁師の気概風光る
 船主は若い漁師でしょうか。どんな船名か興味がわいてきます。勢いがありますね。

〇みどり児のロイド眼鏡や風光る
 つい先だって、友人から一歳児のロイド眼鏡の写真がラインで届きました。「ちびっこギャングみたい」と返信しました。よくある光景なんですね。この句に思わずニンマリしてしまいました。

◎料峭や光を撥ねてゆく銀輪
 まだ寒い風を突っ切って走る自転車。躍動感があります。荒い息遣いまで伝わってきます。

〇冴返る岸へと光る水脈のV 
 真鴨かしら?オシドリかしら?想像が広がります。
ジュピターさん (8fn4dnzx)2023/2/25 17:25削除
581回選句
◎風光る輪中の里の大畷
 輪中の里一面に光があふれているように感じられます。
〇小流を跳んで菜の花畑かな
 すぐ先の小流れを越えると菜の花畑。まさに春ならではの句。
〇根雪解け長くなりたる立ち話
 この句も春が来たという喜びが感じられます。
のんさん (8b8xe2bx)2023/2/25 17:24削除
第581回 選句
〇料峭や光を撥ねてゆく銀輪
 春は光から、風は冷たくても目で春の訪れを見つけたのでしょう。

〇輪になって後ろの正面春の風
 園庭の風景でしょうか?こんな頃もあったなと懐かしい思い出が蘇ります。

〇飛びそこなう輪ゴム鉄砲チューリップ
 子供が小さい頃はよく遊んだのに「輪ゴム鉄砲」長くやっていないのに気が付きました。「チューリップ」納得の季語です。

◎小流を跳んで菜の花畑かな
 視線が足元から菜の花畑に大きく広がる。「跳んで」に春の躍動感があります。

〇泡沫に水底の声草萌ゆる
 息をひそめていた池が少しづつ活動を開始したのでしょう。「草萌ゆる」への展開が景を鮮やかに広げています。
まりさん (8md9x4e2)2023/2/24 22:11削除
581回選句

〇風光る角のぶつかり合う牧野
生命力あふれる春。鈍い音まで聞こえそう。(現実にはまだまだ冬)

〇輪になって後ろの正面春の風
後ろの正面が春の風というのがいいですね!

○風光る輪中の里の大畷
「輪」のお題で「輪中」を使える人は不来方さんぐらいでしょう。教科書の知識だけでは「風光る」と合わせられません。

◎石打って生まるる水輪春愁
ちこりんさんらしい屈折のある句。シンプルで分かりやすい景で心の屈折を詠むのは難しい。私も時にはこういう句を作ってみたいのですが、ない袖は振れませぬ。

〇小流を跳んで菜の花畑かな
この明るさ素直さは魅力的。菜の花畑への着地がさわやか。

〇鳴き龍の射貫く眼光冴返る
鳴き竜は全国に30余あるとか。射貫く眼光がいいですね。
こがめさん (8atk17xs)2023/2/24 14:24削除
第581回麦っこ選句

○輪になって後ろの正面春の風
楽しそうに遊んでいる景が浮かんできます。鬼さんも後ろの人を当てることができたように感じます。

○飛びそこなう輪ゴム鉄砲チューリップ
「チューリップ」の咲いている場所の近くで遊んでいるのだろう。そして跳びそこなった輪ゴムがチューリップに落ちたのかな。

◎冴返る岸へと光る水脈のV
「水脈のV」の表現がいいなと思います。鳥たちが元気に岸へ向かっている様子が見えます。

○泡沫に水底の声草萌ゆる
「水底の声」からのどんな声をイメージしたのだろうか。「草萌ゆる」からきっと嬉しそうな声だろうな。
ちこりんさん (8mmormpc)2023/2/24 13:45削除
581回 選句

◎料峭や光を撥ねてゆく銀輪
春寒の中でも殊に寒さを感じる料峭という季感と光を撥ねる銀輪の硬質な感覚が響き合っていると思います。
車輪ではなく銀輪と表記した所にも、作者のイメージへのこだわり(いい意味で)が見え、五感を刺激されました。

○風光る輪中の里の大畷
地理で学習した輪中という土地に改めて触れ、そこでの暮らしに興味を惹かれました。春の訪れと共に色々な事が動き出す気配と大きな景が浮かびます。

○小流を飛んで菜の花畑かな
爽やかな春の景。小流れの音、鮮やかな黄色の世界が広がります。

まりさん、今回も句の取りまとめありがとうございます。多忙な中頭が下がります。
不来方さん (8jrlsjab)2023/2/20 20:56削除
第581回選句

◯風光る角のぶつかり合う牧野
 牛の放し飼い。生々しくてリアルな牧野の春。
◯輪になって後ろの正面春の風
 「後ろの正面」の句は偶に見かけるし作ったこともあるが、「春の風」には爽やかな意外性がある。
◎石打って生まるる水輪春愁
 池や川に石を打つ行為は何らかの心の鬱屈感があって成立する。生まれた水輪はまるで春愁が広がっていくようだ(「投げて」の方がより鬱屈感が出そうだが)
◯鳴き龍の射貫く眼光冴返る
 「射貫く眼光」の質感が季語にとてもよく合っている。
返信10
不来方さん (8b8tdv36)2023/2/19 06:43 (No.49244)削除
第582回出題

季語 薄氷
文字 浮
テーマ 楽器
返信
智美さん (8kfpafc0)2023/2/26 22:28削除
第582回 投句

蹲踞のちりっと揺れる薄氷
老教授の講義「浮舟」浅き春
落椿五臓突き抜け平家琵琶
のんさん (8b8xe2bx)2023/2/26 18:15削除
薄氷を割き朝刊のオートバイ

来し方の大きな浮沈朧月

鳴らぬ笛律儀に構え古雛
ちこりんさん (8mmormpc)2023/2/26 14:36削除
582回 投句

薄氷に閉じ込もる音夜の底

佐保姫の遊ぶ浮洲や沼光る

伸びしろは爪の先ほどクロッカス
ふたばさん (8augfkle)2023/2/26 10:58削除
麦っこ582回投句

薄氷を朝日にかざすランドセル
バンクシーの赤い風船壁に浮く
春浅きひと日は琴に向かいおり
太郎さん (8aq3zcoi)2023/2/25 17:16削除
麦っこ 582 投句
枯色の山中古道薄氷
背の高き浮標の踊る春の海
オカリナのアニーローリー浅き春
まりさん (8md9x4e2)2023/2/24 22:13削除
582回投句

てのひらの薄氷始業チャイム鳴る
ポタージュの浮き実のみどり春動く
丹田をピアノの余韻卒業す
こがめさん (8atk17xs)2023/2/24 20:15削除
第582回麦っこ投句

薄氷を割って進める乳母車

郷の味ひろっこ浮ける醤油汁

ハモニカに口笛合わす春帽子
不来方さん (8b8tdv36)2023/2/24 08:36削除
第582回投句

薄氷の解けて一朶の雲の影

浮氷ほんにこの世は生き難し

墨堤にハモニカ少年風光る
ジュピターさん (8fn4dnzx)2023/2/20 21:56削除
582回投句
ただ訳もなく薄氷を踏みにけり
柳絮飛ぶ浮力を競いあうごとく
神楽笛おらほの村に春が来た
返信9
智美さん (8kfpafc0)2023/2/12 08:39 (No.48482)削除
第581回 お題

季語   風光る

文字   輪

雑詠
返信
太郎さん (8aq3zcoi)2023/2/20 14:30削除
麦っこ 581 投句
法華経寺弁柄の塔風光る
春浅き安房の港江焚火の輪
渋滞の国6ひらひらと黄蝶
天馬さん (8bszqp0p)2023/2/20 09:37削除
581投句

風光る角のぶつかり合う牧野
この冬を越えし四輪駆動なり
根雪解け長くなりたる立ち話
まりさん (8md9x4e2)2023/2/19 21:32削除
581回投句

世良公則チケット完売風光る
料峭や光を撥ねてゆく銀輪
冴返る岸へと光る水脈のV
のんさん (8b8xe2bx)2023/2/19 17:10削除
第581回 投句

勝因は最後のシュート風光る

春の風仲良し二人に天使の輪

鳴き龍の射貫く眼光冴返る
ちこりんさん (8mmormpc)2023/2/19 16:22削除
581回 投句

船名に漁師の気概風光る

石打って生まるる水輪春愁

泡沫に水底の声草萌ゆる
ふたばさん (8augfkle)2023/2/19 16:02削除
581回投句

風光る二重廻しのポニーテール
輪になって後ろの正面春の風
小流を跳んで菜の花畑かな
智美さん (8kfpafc0)2023/2/17 22:09削除
581回投句

風光る河川敷の野球場
飛びそこなう輪ゴム鉄砲チューリップ
春風や地を踏みしめる布の靴
不来方さん (8b8tdv36)2023/2/17 14:28削除
みどり児のロイド眼鏡や風光る

風光る輪中の里の大畷

輪読の藤村詩集春はじまる
こがめさん (8atk17xs)2023/2/16 20:26削除
第581回麦っこ投句

風光る丘に人魚のモニュメント

早春や輪ゴム鉄砲競う声

早春の光弾ける水車
ジュピターさん (8fn4dnzx)2023/2/15 10:02削除
581回投句
哄笑の女子高生や風光る
先駆けて先ず一輪を梅古木
髭淡き六年生の卒業歌
返信10
まりさん (8md9x4e2)2023/2/13 10:20 (No.48553)削除
580回投句一覧&選句


早春
薄ら日の溶け合う海と宙早春
平積みの「蛍雪時代」浅き春
早春の手紙に託す親心
春兆す窓辺に保護猫の親子
早春や干潟をめぐる双眼鏡
萵苣畑の風の奏でる早春賦
早春の疎林鳥影の鋭角
早春の光る川面に河童像
早春の光を削るショベルカー
早春や山羊を飼いたる一軒家


極楽や春暁仰ぎ露天風呂
立春のさみどりの空越天楽
春光や金管楽器に緋のクロス
旅先の安楽椅子や春の潮
楽園に遠き地球や涅槃西風
気楽には生きられぬ性鳥雲に
あたたかき風や楽譜の捲り癖
客の手を渡る赤楽初茶会
薄氷の微動だにせぬ能楽師
色褪せし未完の楽譜春匂う

雑詠
下萌の野に棒立てる測量士
立春の空山彦の放物線
兜太逝き汀子も逝きし二月かな
母の形見リフォームをして春コート
梅ふふむ主なき家解体中
公園に赤い椿を貰いけり
弁天の深き眼差し春の雪
堆き未決の文書節替り
アンコールの大きな拍手桃の花
春寒や廃業告ぐるA4紙

匿名は、ちこりんさんでした。
新人さんかと思ってちょっと期待していましたが。
「麦っこ」参加 いつでもどうぞ。
月一回でも隔週でもOKですし、
ご都合によってある期間お休みいただいてもいいですし。
「参加した回は選句をする」だけがルールです。
返信
天馬さん (8bszqp0p)2023/2/19 22:14削除
580選句

○早春や干潟をめぐる双眼鏡
鳥が出てこないのに想像させます。
◎早春の疎林鳥影の鋭角
鋭角から疎林がくっきり浮かびます。
○早春の光を削るショベルカー
春はやはり光に象徴されます。
○あたたかき風や楽譜の捲癖
マスクなしが間近な時勢。孫2号も思い切りトロンボーンが吹けそうです。
ふたばさん (8augfkle)2023/2/19 21:59削除
麦っこ580回選句

〇早春の疎林鳥影の鋭角
 「影の鋭角」に飛ぶ鳥の勢いが感じられます。

○春光や金管楽器に緋のクロス
 金管楽器と春の光が相まって緋色のクロスがうまく働いていると思いました。
 
〇気楽には生きられぬ性鳥雲に
 持って生まれた性分はあの世まで…。大いに共感しました。季語の選択を学びました。

◎立春の空山彦の放物線
 山彦の捉えに発見がありますね。春ならではの「放物線」に納得しました。
まりさん (8md9x4e2)2023/2/19 21:29削除
580回選句

○薄ら日の溶け合う海と宙早春
春の水平線の混沌をよく表していると思います。今や「海はどこ?」という船橋ですが、ちょっとバスにのれば、ちょっと歩けば海に出ます。薄ら日の溶け合う水平線を見に行こうと思います。

◎早春の疎林鳥影の鋭角
鋭角に空を切って飛ぶのは鴉や鳶よりもシャープに飛ぶ鳥でしょう。枝から枝へ短距離を飛ぶ鳥はかなり鋭角にシャープに飛びます。そろそろ巣を作り子育ての準備を始めるころ。鴉が嘴で枝の先を折って巣へ咥えてゆくのを見ることがあります。

〇春光や金管楽器に緋のクロス
これは、お題を離れて「トランペットの緋のクロス」などとしたほうがくっきりしそうです。

◇客の手を渡る赤楽初茶会
茶会の様子がシンプルに伝わってきて最初は〇にしていたのですが、やっぱり今の「初茶会」はイカンでしょうと外しました。
c
太郎さん (8aq3zcoi)2023/2/19 15:33削除
麦っこ 580 選句

「早春」
◎薄ら日の溶け合う海と宙早春
 早春の日の光を内に蔵して境目の曖昧になった海と空の景を「薄ら日の溶け合う」と巧みに表現している。やがて春が深まるにつれて、一層明るくやわらかな「春光」「春色」になっていくのだろう。その魁となる早春の風物、季節感がとても好きである。

「楽」
○春光や金管楽器に緋のクロス
 管楽器の手入れや保存に、クロスは欠かすことのできない必需品であり貴重品である。濃紺や黄色のものも見たことがあるが、ここはやはり緋色のものが、楽器の持ち主が想像されて愉しい。磨きこまれたトランペットやホルンに反射する暖かい日の光、あるいは楽器の表面に映る人影や景色と、緋色のクロスとの対照はまさに広義の「春光」そのものである。

・客の手を渡る赤楽初茶会
年始めの茶事で、赤楽茶碗が客の手を渡っているという。このことは、格式ばらない薄茶の席で、茶会の華やいだ景や雰囲気が伝わってくる。 ただ、「初茶会」は新年の季語で、早春の句会にでるのは幾分時季はずれの感がある。

「雑詠」
〇立春の空山彦の放物線
 春の空は、秋空のように澄みきることがなく、ほの白く霞んでいたりするが、その奥には光が満ち満ちているのである。早春にはまだ春の光は深く蔵していて、表面にはその気配しか現れていない。そんな立春の空のもと、本来直球で来る山の木霊は、緩い山なりの球となってわたしたちの耳に届くのだ。「山彦の放物線」とは、作者独特の感性でとらえた巧い表現である。
のんさん (8b8xe2bx)2023/2/19 14:27削除
第580回 選句
〇早春や干潟をめぐる双眼鏡
 干潟を廻り沢山のバードウォッチッチャーが双眼鏡を覗き込んでいるのでしょう。省略の効いた句です。

〇早春の疎林鳥影の鋭角
 この時期、木々は葉を落とし鳥は活発に活動を始めるようです。「鋭角」が鳥の動きを的確にとらえた表現です。

〇春光や金管楽器に緋のクロス
 楽器ケースの内側が緋色なのは見たことがありますが、クロスも緋とは、春らしい柔らかさを感じます。

〇あたたかき風や楽譜の捲り癖立
 冬に沢山練習し、捲り癖のついてしまった楽譜、春にはしっかりと成果が出そうです。

◎春の空山彦の放物線
 「放物線」そう断定されると、なるほどと納得してしまいます。この納得は「春の山彦」だからです。
智美さん (8kfpafc0)2023/2/19 10:36削除
第580回 選句

〇早春や干潟をめぐる双眼鏡
 「めぐる双眼鏡」で、一心不乱のウオッチャーが目に浮かびます。
 時折干潟を吹き抜ける冷たい風も・・。

〇春光や金管楽器の緋のクロス
 「春光や金管楽器」で春の光の中、演奏中のトランペットかトロンボーンを想像したのですが、
 「緋のクロス」となったので、ああ、ケースを開けた時の様子なんだと。
 「春光の中演奏されている金管楽器」、「黒いケースの中、緋のクロスに大事にしまわれている金管楽器」
 どちらもとても好きな景色です。季語を探して、二つの句が出来るのかもしれない、と思いました。

〇あたたかき風や楽譜の捲り癖
 冷たい風が吹いている頃から何度ページを捲ってきたことか。
 暖かくなってきた風に捲り癖の付いたページがふわっと動く・・。「あたたか」の仮名もいい。

◎立春の空山彦の放物線
 そうか、山彦は放物線なんだ。科学的、物理的にはそうではないでしょうが、
 なんだかとても納得してしまう一句です。
ジュピターさん (8fn4dnzx)2023/2/18 12:20削除
580回選句
◎早春の疎林鳥影の鋭角
 鋭角と詠んだところに、また、破調としたところに、野鳥の動きの素早さが感じられます。
〇立春の空山彦の放物線
 山彦は放物線を描いて届く。納得です。
〇弁天の深き眼差し春の雪
 「深き」は、そこに人知では諮り知れない深く大きな力を感じたのだろうか?
〇堆き未決の文書節替り
 現役で働いている人々の机の周りはこんな様子でしょうか。年度末も近い、頑張れ!
ちこりんさん (8mmormpc)2023/2/17 10:10削除
580回 選句

◎早春の疎林鳥影の鋭角
早春の淡い光の穏やかさと林を抜ける鳥のスピード感。リアルな対比の効いた一句。

○早春の光を削るショベルカー
私にとっての早春は光の変化。新たな営みが生まれる感覚が掲句より伝わってきました。

○楽園に遠き地球や涅槃西風
冬の名残の風との取り合せでいただきました。深く疵ついている地球への思いが伝わります。

○堆き未決の文書節替り
未決の文書は、単なる未処理の仕事なのかも知れませんが、凶悪犯罪頻発の様相を表しているかにも思えます。不安要素は、増えるばかりのご時世。日本人も病んでいますね。
こがめさん (8atk17xs)2023/2/16 20:13削除
第580回麦っこ選句


○早春や干潟をめぐる双眼鏡
「双眼鏡」から動きと景が浮かんできます。

○早春や山羊を飼いたる一軒家
過疎地なのかな。でも山羊を飼って生活を続けている景が浮かんできます。いつまでも続けてください。

◎早春の疎林鳥影の鋭角
○立春の空山彦の放物線
「影の鋭角」「山彦の放物線」の表現がいいなと思います。私は影、山彦までは表現できそうですが、それをどう捉えたのかの表現で躓いています。参考になりました。
不来方さん (8b8tdv36)2023/2/13 19:56削除
第580回選句

◯平積みの「蛍雪時代」浅き春
 有季定型の固有名詞の句は難しい。掲句は時代を経ても変わらぬ大学受験誌と季語が見事に呼応し合っている。遠き日の浅き春が蘇って来た。

◎ 早春の手紙に託す親心
 この時期、学生なら進級や卒業試験、浪人生なら入試、社会人なら異動の内示時期。いつまでも変わらぬ親(母)の愛情が「早春の手紙」に込められていて共感。

◯ 早春の疎林鳥影の鋭角
 「光」を使わずに早春の光の動き(=影の動き)がよく伝わって来る。「ソウシュン」「ソリン」「エイカク」の漢音読みの効果。

◯ 気楽には生きられぬ性鳥雲に
 心配性は欠点ではなく大きな長所。鳥の旅路も心配とは、深読みすれば時節柄ウクライナ戦争の早期解決への祈りも込められているかのようだ。

◯ 弁天の深き眼差し春の雪
 気持ちが落ち着く句。優しさ&謐けさのコラボ。尽き過ぎではなく程よい距離感の取合せかと。
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